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  • 2012.06.06 Wednesday
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フェイスブック上場劇の顛末

2012年5月18日はIT界にとって記録すべき日となりました。いよいよフェイスブックが上場を果たしたのです。
IT業界の寵児はわずか28歳。上場日にかねてから交際中だった彼女との交際ステータスが結婚に変わると100万以上のいいねを集めました。まさに幸福の絶頂にあったといっても過言ではないでしょう。



ところが株価の方は意外に振るいませんでした。最高値は45ドルとなったものの、終値は38.23ドルと新規公募価格をわずかに上回る程度。
参考記事:フェイスブック上場 初日の終値は38.23ドル

市場からはきなくさい声も聞こえてきます。幹事証券会社であったモルガン・スタンレーらの機関投資家はまだ公表されていなかった決算報告に関する数字から、株価はすぐに下がると判断し、フェイスブック株(FB)が上場するやいなや、空売りに転じたというのです。

全米を震撼させたサブプライム騒動の舞台裏を描いたマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画、「キャピタリズム〜マネーは踊る〜」では消費者の弱みにつけこんだ金融業界のハイエナぶりと、何も支配権をもっていない一般消費者の弱さを描いています。

今回のフェイスブック上場でも損をしたのは、事情をよく知らなかった一般投資家だけだったのかも知れません。フェイスブックの上場は世界中の大手メディアがこぞって取り上げました。

上場で得た資金をもとに、フェイスブックはどんな攻勢に売ってでるのでしょうか。従来のオンラインコマース(Eコマース)という言葉に対してFコマースという言葉まで生み出した世界最大のソーシャルネットワーク(SNS)、もうすぐ10億に手が届こうかという規模の巨大経済圏に成長したフェイスブックの今後の動きに世界の注目が集まっています。


突然お洒落に変身したJCペニーは米国小売業界2012年の目玉!?

先日近くのJCペニーを訪れ、前と何だか雰囲気が違ったなと思ったら、年明けにこんなニュースが出て話題になっていたことを思い出しました。

JCペニーはRobinson MayやTargetと並ぶ全米で1000店舗を有する巨大デパートチェーンです。ジェームズ・キャッシュ・ペニーという人物によって、ワイオミングで開業しました。日本でいえばイトーヨーカドーやイオンみたいなもの。不況にあえいでいるのは、どこの業界もそうですが、デパートといえば小売業界のメッカ、抜本的な対応なくして復活などあり得ないという機運があるのでしょう。

それにしてもJCペニーといえば、以前は、「アメリカ中西部のおばちゃんの典型的な服装を美人モデルが野暮ったく着こなす」という広告のイメージがありました。いわゆるクラシックなアメリカという感じ。それが、マーサ・スチュワートと共同のブランディングを行うなど、イメージを刷新してきているのです。これには、多くのアメリカ人もいい印象を持っている様子です。


ずいぶんお洒落になった広告

どうやら、今回の「イメチェン」の背景には大物の起用があったようです。新しいCEOの名前はロン・ジョンソン。実は彼は元アップルで、お洒落で大人気の アップルストアを立ち上げた張本人だとか。目標を大人気のターゲット(Target)に据えて、というのは何だか冗談みたいですが、新CEOはデパートこ そが小売業界復活の最大の希望だとして、全面的に経営を見つめなおす方針でいるようです。


新しいJCペニーのロゴ

新CEOによるイメージ刷新の運動が消費者の人気を得て、目論見通り America's Most Favorite ストアになるのかどうか、注目していきたいところです。

エコカーオーナーの再購買率、意外と低い

私が最初にアメリカに来たのは90年代半ばのことですが、その頃はガソリンは1ガロン(3.8リットル)あたり1ドルを切っていたました。(ドルは、今と同じような円高で90円を挟んで行ったり来たりという状態でした)

しかし、そんなことは今や遠い昔の話。ガソリンの値段の高騰は止まらず、最近のカリフォルニアでは、4.5ドルに迫る勢いです。ロサンゼルスでは、車なしには生活できないのでこのガソリン価格の高騰は人々を悩ませています。


(3月24日撮影)



カリフォルニア州の場合は、ガソリン税が高い、という事情もあり、全米平均よりもともと高め、という事情も。トヨタプリウスをはじめとする、エコカーの浸透率が高いのは頷けます。






ところが、最近の調査会社Polk社の発表で、エコカーの再高倍率が意外と低いとの結果が発表されました。ハイブリッド車オーナーの35%しか2台目の買い替え時にハイブリッドを選んでいない。ブランド忠誠度が高いプリウスを除くと25%と低水準です。

市場への浸透率も2008年の2.9%から2011年には2.4%にダウンしました。

今年米国トヨタは、新たにプリウスの商品ラインを拡大、より小型モデルとワゴン車を発売、勝算はいかに。日本企業の業績不振が続く中で、トヨタの躍進には日本人としても注目しています。

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